デスクトップパソコンに向かう人

リスティング広告運用者としての姿勢

リスティング広告運用は少額予算では難易度が高い

東京をメインに活動しておりますリスグラムでは、リスティング広告(検索連動型広告ともPPC広告とも呼ばれます)を扱っています。GoogleやYahooで検索された際に自然検索の上部と下部に出るものです。

その設定と運用代行を行っております。

リスティング広告は出すだけなら、それこそ数分でできます。(審査にかかる時間やアカウント作成の初期設定を除けばですが)
簡単ゆえに何万円か投資してみたけれど、1つの成果も上がらなかった、というのが起こりやすいものになります。

であれば、「専門業者に頼もう。テストなので少額の予算で任せたい」、となります。こちらは当然の考えだと思います。

 

とはいえ、少額案件を、リスティング広告の運用代行業者に頼むのは難易度が高いです。

私が見てきた中でも、

まず、
①設定後、放置される
⇒少額案件は利益が低いため、優先度は限りなく落ちます。そのため、設定以後はそのままのケースが多々あります。

②成果の測定をしていない、タグの挿入がおかしい
⇒リスティング広告の場合、成果を測定するためにコンバージョンタグを挿入するのですが、そもそも設定していないケースを多く見てきています。その場合、成果が分からないため、広告が費用対効果が出ているかすら計測できません。
また、コンバージョンタグは入っているものの、重複カウントしている、正常に動いていない等のケースがあります。

③新人の練習ケースにされやすいこと
⇒これは避けられないことです。たまに”当たり”の新人や、”教育熱心”な上司がいるのでそれに期待するしかありません。

④そもそも取り扱わない
⇒大手の場合、”100万円/月”が最低受注金額というケースが多いです。年間・億単位のクライアントを多く抱えているケースが多く、そちらに注力するのはビジネスとしては当然としか言いようがありません。

以上のような状況が起こりやすいです。

リスティング広告運用者は「分析」が必須スキル

リスティング広告は、簡単ゆえに競合性も激しく、高速のPDCAが求められます。「数字が出ている理由は何か」、「数字が出ていない理由は何か」、「そして改善すべき点は何か」を常に考える必要性があります。

それに対する一つの答えが、アナリティクス分析をセットにしたリスティング広告運用であり、私の一つのポリシーでもあります。

Googleアナリティクスは無料の解析ツールです。これを入れることで、ユーザーの流れをつかむことができます。
広告経由でサイトに流入したユーザーはどのくらい閲覧しているのか、新規ユーザーはどの程度いるのか、成果につながったのはどのような理由なのか。どのページが成果に貢献しているのかも割り出すことが可能です。

そのように、分析を加えることで、WEB広告が費用対効果が良いものにすべく調整を加速させることができます。

リスティング広告を内製化できている方も、是非、アナリティクス分析とのセットで運用をなさってください。新しいランディングページの費用対効果の測定だけでなく、新しく入れた広告文の成果も測定できますので、成果を上げやすくなることは言うまでもありません。

リスティング広告運用者としてフリーランスを利用するのは一つの手

そうなってきますと、そこまで少額で見てくれるところはあるのか?となります。少額でもしっかりやる広告代理店に出会えれば一番ですが、なかなか難しいと言わざるを得ません。それぞれ、営業ノルマがあり、少額案件に掛けられる時間は少ないことが多いです。
私も広告代理店時代は、少額案件を多く抱え、かつ営業もしないとならない、運用もしっかり見たいという板挟みを経験しております。
私の場合は、クライアント様から他案件の紹介を貰うことで、営業時間をほぼ無くすことが出来たので対処できましたが、それがあってもずっと働いていたような記憶があります。

そういう場面では、フリーランスを使うのは一つの手として有効だと思います。いまではクラウドサービスに依頼案件を提示することで、多くの方から提案が来ます。

営業ノルマの強い会社員と違い、利益をそのまま得られるフリーランスの方が、案件に対する時間が多く取れるのは自明の理であります。

 

リスティング広告運用は完全に人任せにしないことが大事

フリーランスに頼むとして、問題があるとすれば、どのくらい時間を割いてくれるのか、知識レベルはどの程度なのかが分からないことにあります。

必ずここでお願いしたいのが、「丸投げ」はやめたほうがいいです。しっかりとした打ち合わせ、戦略の議論、そして分析と改善。
これは残念ながら一人でやれるものではありません。

クライアントの担当者と、運用代行者がそれぞれ意見を出し合い、改善していくことが、限りない近道となります。

私の受注ポリシーでも、

『私は、全ての施策を丸投げしたい企業様向きではありません。 一緒に考えながら、行動しながら前進したい企業様向きです。 予算の多寡は問題ではありません。低予算なら低予算なりの施策は有ります。 ただし、一緒に行動し、分析から施策を探しだそうとする意思がある担当者が社内にいることが前提条件です。』とさせていただいております。

何故なら、専門の担当者がいる企業との成果改善率はとても良いからです。
初月から大幅な改善ができるケースも大抵、専門の担当者がいるところです。

広告である限り、費用対効果を考えなければ意味がありません。丸投げの場合、この費用対効果がおざなりになりやすくなります。

また、サイトの改善点を見つけても、宙に浮かんだまま、誰が手直しするかもわからないケースの場合、残念ながら、ある程度の改善までしかいくことはできません。

どの運用代行者に任せるにしても、必ず、発注者側で担当者は立てていただきたいと思っています。WEBに費用を投入する覚悟があるならば、同時に人も投入することをご検討ください。
WEBが成果を発生する最大の近道になるはずです。

 

少額から引受可能なリスティング広告プランを用意しました。
以下キャンペーンは、とくに使い切り契約となっておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

「中小企業様向け」使い切り契約サービス【リスティング広告】

>BtoBこそWEBマーケティングを考えるべき

BtoBこそWEBマーケティングを考えるべき

リスグラムではBtoBに特化したリスティング広告をはじめとするWEBマーケティング支援を行っております。BtoBの場合、売ったら終わりという関係性は通常有り得ません。
契約いただいてからスタートがほとんどではないでしょうか。また、衝動買いも考えにくく、1つの問い合わせや契約を獲得するのが大変難易度が高くなっています。
その為、WEBマーケティングの戦略が1から必要なのです。

お客様に買っていただくのは最終ゴールではありません。

お客様に満足いただき、他人にも薦めてもらう、そこがゴールです。お客様の満足の最大化をすることにより、お客様が次のお客様を連れてきていただける。
これがマーケティングの最終ゴールだと思っております。その為の戦略支援を考え実行していきます。